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「人」 詞曲:Keito 


稲穂ひしめく 大地の果てに
待ち来る人よ なほぞありける

秋わびし宴の世に 今昔(こんじゃく)の思ひ出
浮かぶ十日夜(とうかんや)の月 金色(こんじき)の夢

言の葉 永久(とわ)に響き 逢いを誘う(いざなう)
暁(あかつき)出ずる日を願い 描き賜う(たまう)


白砂(はくさ)広がる小島の果てに
佇む(たたずむ)人よ なほぞありける

雲よ 空よ 鳥たちを抱き導きたまう
光るヒイラギの群れ 尊き道標(どうひょう)

忍びて寄する波や風の音(ね)ゆかし
水辺に咲く花は をかし強き命



★なほぞありける=平凡であったよ
★ヒイラギ=光る魚
★ゆかし=心引かれる、懐かしい
★をかし=美しい